ROG Flow Z13 について
ROG Flow Z13はパソコン・PCパーツ・モニターなどPC関連商品を販売するASUS社のゲーミングノートパソコンです。第12世代インテル Core iシリーズやGeForce RTX 30シリーズを搭載、掲載時点で最新スペックの構成となっています。
特徴としては以下となります。
今回購入した製品はROG Flow Z13 GZ301ZC (GZ301ZC-I7R3050)となり、以下のスペックを搭載しています。
インチ | 13.4型 |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i7-12700H |
OS | Windows 11 Home |
メモリ | 16GB |
ストレージ | SSD : 512GB |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 |
価格 | 239,800円 (税込) |
ROG Flow Z13 を開封レビュー
それでは外箱から順に開けていきたいと思います。部屋の一角で撮っているため照明や撮影スペースの環境が良くありませんが、ご了承ください。
開けてカッコイイこだわりの化粧箱
よくある段ボールの化粧箱ですが、パソコンを運ぶのに十分な丈夫さを持ちながらペイントされており、ROGのロゴマークと筐体シリーズ名のROG FLOW と大きく印字されています。
高級感こそありませんが、眺めているとROG FLOWを手に入れたんだという、実感を与えてくれます。
外箱を開けると、パソコン本体が入った化粧箱(手前左)とACアダプターが入った化粧箱(手前右)がでてきました。こちらも外箱と同様にROG マークが印字されております。
特にパソコン側は、堅牢でガッチリした作りになっており、ツルツルした質感です。ペイントもロゴの背景に独特なデザインが入っており、見る楽しさを与えてくれます。
ROG Flow Z13は「レトロフューチャーデザイン」を意識して作られたパソコンであるため、化粧箱もそう言った世界感を表しているのかもしれません。
またパソコンを開けた箱の裏側にもROGマークがあり、とことん「ROGだぞ!」と言わんばかりに主張してきます。
レトロフューチャーデザイン ROG Flow Z13
レトロフューチャーデザイン(ASUS公式からは”20世紀の宇宙開発競争から影響を受けたデザイン”)で作り上げられています。
もっとも特徴的なところとして、パソコン内部の基盤がLEDでライティングされ映し出され、メカらしさが現れています。他、本体部には冷却ファンのスリット部、ワンポイントでロゴ入れ、飾り線など表現が多く入っています。
またパソコンの質感はご覧の通りメタルで重厚感があります。良いと思った所は、指紋が目立ちにくいところで、油脂の強い方でも扱いが楽だと思います。
通気スリットの拡大カットです。2重3重での加工が施され、段々とスリットが刻まれています。
クリアウインドウパーツでパソコン内部が見えます。LEDがカラフルに光り存在感があります。ス〇ーバックスなどでノマド的な感じで使うなら間違いなく注目の的です。
キーボード表面ですが、こちらのもお馴染みROGマークがスペースキーにあります。またROGと大きく右下に書かれています。キータッチはしっかりストロークがあり、タイプがしやすいと感じました。
一部キーが短かったり隙間がなかったりしますが、違和感なくタイプでき、使用時にミスタイプになったことはありませんでした。
キーボード裏は布っぽい感じの作りになっております。触り心地が良い一方、埃が結構つくので気をつける必要があります。
側面からのカットです。2 in 1タブレットでよくあるスタンドが付いています。サイドのインタフェースとしては、Thunderbolt 4 (Type-C) やUSB 2.0、ROG XG Mobile接続口(同じ場所にUSB3.2)、イヤホンジャック、音量ボタン、電源ボタンなどがあります。
小型ノートの宿命ではありますが、USBポートが少ないので、USBハブを準備するかデバイスを無線化する必要があります。もう1つくらいUSB2.0やUSB3.0が欲しかったというのが本音です。
他、電源ボタンは指紋認証センサー付きなので、パソコンの立ち上げ時ワンタッチで起動できる点は良いと感じました。
背面からのカットです。電源を入れていない状態なのでLEDは光っていません。消灯時はまた違う顔を見せてくれます。また上部に吸気スリットが入っていることが分かります。
小型で最新CPUやRTX3050を搭載する分、やはり熱の問題はつきもので、その解消のための冷却機構が多くみられます。
本体に電源を入れた状態になります。ゲーミングノートなのでもちろんキーボードも光ります。画面は16:10で1,920×1,200ドット(120Hz)で、ベゼルも細く仕上がっています。
今回の写真では分からないところですが、映像まわりも綺麗にみえており満足度が高いです。ゲーミングに対してはタイトルによりますが、出せるフレームレートが性能上限られているので、パネル性能を持て余している感じがします。
最後に電源アダプターですが、化粧箱の中には、100W type-C給電の電源アダプターが入っております。ちなみに今回付属のACアダプターでない、100W対応のアダプターで充電しようとしたところ、低速の充電ケーブルと表示され、ASUS純正を使うようにとアラートが出てきました。充電もはじまらないため、素直に純正使った方がよさそうです。
ROG Flow Z13 ゲーミング性能・ベンチマーク
次に簡単ではありますが、いくつかベンチマークを取ってみたので、その紹介をします。
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ
フルHD解像度でノートPC高品質時の結果となります。スコア9009の評価で快適判定です。
ドラゴンクエスト10
フルHD解像度で最高質時の結果となります。スコア12485の評価ですごく快適判定です。
Apex Legends
フルHD解像度で高設定中心で60フレーム前後を出すことができましたが、頻度は高くないですがカクツク時がありました。低画質設定の場合70~60フレームでプレイできます。後者の方は最終リング間近でもそのフレームで安定していました。
Halo Infinite
中量級くらいのゲームです。フルHD解像度の低設定で50~60フレームでプレイすることができました。4v4のルールでは問題なさそうですが、大人数モードではカクツキが起きることがありました。
原神
フルHD解像度で高設定で問題なく遊べました。GPU使用率も70%くらいなので、余力もありそうです。※手持ちの環境でフレームレートが出せなかったのでこちらは割愛です。
ざっくり調べたのは以上です。また時間がある際にいろんなゲームを試してみたいと思います。
レビュー感想
ROG Flow Z13は、パソコンの筐体だけでなく梱包箱といった所まで、こだわりが溢れており開封していて楽しいものでした。
性能としては、カジュアルにゲームを楽しむ分には十分なスペックがあります。
重量級のゲームをプレイするPCゲーマーがメイン機として使うには力不足なので、そこはしっかり踏まておく必要があります。
また小型であるために液晶は13型と小さいので、FPSやTPSゲームのように細かい物を狙って撃つなど操作精度が求められるゲームとは相性が悪いです。
画面サイズがそこまで必要でないゲーム性であれば問題なく楽しめると思います。(今回であれば原神は快適にプレイできた)
他、ゲームから離れますが理系学生やクリエイターなど、強力なCPUとグラフィックスパワーを必要とされる方にもおすすめだと思います。
マイナス的な意見も述べましたが、このサイズ感でここまで楽しめるものが出てきて、率直に関心しており、個人的には、この最新のテクノロジーを持ったROG Flow Z13を手に取れてよかったと感じています。
ぜひ今回の記事で興味を持たれた方は、店舗やWEBサイトでROG Flow Z13をチェックいただければと思います。
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